メダカたちがアパートに来て2日目。
甥っ子は早朝6時に目が覚めたらしく、7匹のメダカが全員無事であることを確認し、大好きな検索動画を観ながら、私が起きるのを待っていた。
私も何だか、いつもより早く起床してしまった。
そして冷凍の焼きおにぎりを二人でチンして食べた。
急なお泊りに、朝食など何も準備していなかった。
お昼近くなり、姉が休みだったので、残りの足りない物資を買いにつれて行ってくれることになった。
姉と甥っ子と私、いつも揃わないはずのメンバーだ。何だか変な感じ。
そして、車に乗ってホームセンターへと向かった。
竹炭入りの底砂や草などを買い、ついでにお昼ご飯を買い、速攻で帰宅した。
甥っ子は、メダカが心配だったのだ。
お昼を3人で済ませ、いよいよ、水槽の環境づくりだ。
さぁて、これには参った。
…こんなに大変だったとは。
なんということだ。
((これから、観賞魚を飼っている人を、めっちゃ尊敬します。))
甥っ子の調べによると、底砂は一度洗う必要があるというので、お風呂場に持っていき、バケツに入れた真っ黒の竹炭入り底砂を洗ってみた。
すると、、、真っ黒の水。真っ黒。何度すすいでも真っ黒。
これはおかしい。
私は、
「これじゃ、水槽の中でメダカを見つけられないよ!」
と嘆き、姉に応援を求めた。
そして姉も参加し、底砂について調べると、その竹炭入り底砂は、
「絶対に洗わないでください!」
と、アクアリウムのプロが動画で話しているではないか。
「ええええええええ」
と、3人で叫んだ。甥っ子は、
「話がちがーう!」
と嘆き撃沈。
どうやら、普通の砂ではなく、購入したのは特殊な底砂だったので、洗う必要はなかったようなのだ。
時間が経てば、この真っ黒の水も次第に成分が沈殿して、澄んだ水になるという。
さて、そこからは3人の共同作業が始まった。
洗ってしまった底砂を水槽の一番下に敷き、さらにまだ洗っていなかった底砂の残りを上に撒いた。そして、バケツを2個用意し、水をくんだ。
バケツで水を運ぶ甥っ子。
コップで少しずつ、水を壁面に伝わせながら注いでいく姉と私。
水槽いっぱいに水が入ると、思いのほか黒くはなかった。
ほっとして、カルキ抜きの溶剤を入れ、空気のぶくぶくが出るろ過装置を設置した。
そして、ついに、解き放つ時が来た。
念のため、今メダカが入っているバケツの温度と、水槽の温度を温度計で測り、同じ位の温度であることがわかったので、(水合わせ)という作業もあるのだが、我慢できなくて、すぐにメダカたちを解き放ってしまった。
メダカはすいすいと自由に泳ぎ回り、新居を探検をしているようだった。
ふぅ、これでまずは一安心。
あとは、これから通販で、水温計付のヒーターとライト、背景画、掃除道具などを購入すればいい。
次第に環境も、より良いものに整うだろう。
まずは、まずは一安心だ。
できればお願いだから、全部道具が揃うまで、みんな無事でいてね。
さて、この日から、甥っ子は毎日メダカの餌をやりに通うのである。
名前は、めだお、めだこ、めだる、めだきんぐ、めだちゃん、ちびすけ…なぜか名前の方が7匹以上になっていた。
メダカの違いが分かってくるのも時間の問題か。
私は、ちびすけと名付けられたメダカが、「もうちびじゃないよ!」というくらいまでは、育てたいと思っている。
これからも、このブログでまた様子を紹介したいと思う。