皆さんシルバーウイークはいかがお過ごしだっただろうか?

私はというと、街で続く秋祭りを観に行ったら、思わぬ展開になってしまった。

さて、晴れた土曜日。

妹と妹の子供と3人で、お祭りに出かけた。

出店の中で、メダカすくいに足が止まった。

小4の甥っ子は、初めてのメダカすくいを見て興奮していた。

「やりたい!やりたい!」

1回300円と良心的な価格だったので、チャレンジさせることにした。

優しいお兄さんが、すくい方を教えてくれた。

だが、甥っ子は超絶不器用だった。そして、大人の意見をしっかり聞く子だった。

お兄さんから「ゆっくりだよ」「お魚は追いかけないで、来るのを待つんだよ」とアドバイスをもらったので、素直にすくいを水に浸して延々と待っているのだ。

さすがのお兄さんも根負けし、見本にすくって見せてくれて、すくったメダカを甥っ子のお椀に入れてくれるではないか。

もはや、甥っ子の勝ちだ。

最終的に7匹のメダカをゲットした。

甥っ子は大変ご満悦。

さて、話はここからだ。

メダカの命をどうするかという問題が発生した。

「育てる!」

と聞かない甥っ子。

「1歳の弟がいるから家では置けないし管理もできない」

と妹。

仕方がないので、私のアパートで育てることになった。

我々はその足で(車で)、ホームセンターへ立ち寄り、水槽やえさなど必要そうなものを一式買って帰った。

そしてアパートの部屋に着くなり、甥っ子が「メダカの育て方」を検索して調べ始めた。

すると、底砂という水槽の下に敷き詰める砂利が最初に必要だということがわかり、みんなで絶望した。

それは買ってない。

今日のところは、えさを与えて、このままバケツで過ごさせることになった。

すると甥っ子が発言した。

「命を預かったんだ!」

「心配だから今日ここに泊まる!」

じーん

そうだなぁ。まだ育ててないけど、生き物を飼うということで、何か学びになってくれたら私はそれだけでいいや。

言葉のぬくもりで、こちらの懐が少しあったかくなったように感じた。

なんせ、7匹300円のメダカのために、水槽から、水槽を乗せるラック、ライト、ヒーター…恐らく数万円は消費してしまっているんだもの。

いやいや、命を預かったっているんだ!お金じゃない。じゃない。

そして翌日に話は続く。。。

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