今日は地元で開催されている陶器市へ家族で出かけた。

台風の影響で、風の強い日だったので人の入りはイマイチ。しかも30度超えの猛暑。

テントがバッサバサものすごい音を立てて暴れていた。

テントを支えていた脚が1本折れ、テントの一部が皿に落ちて「がっしゃーん」と割れた音もした。いつかテントが飛ばされて、怪我でもしないかと、内心ひやひやしながら物色していた。中止とかならないのが不思議。

父も母も妹も、みんな食器が好きなのだ。

「なんか微妙」

「ん~いまいち」

などと言うくせに、皿から手が離れない。全然テントから出てこない。

しばらくして、各自がビニール袋を持って戻ってきた。

口の端を見れば、満足具合が分かる。

今日の夕食でお披露目だろう。(にやり)

ここで陶器市の考察。

皿1枚、100円~数万のものまで幅広く並んでいたが、結局人が群がっていたのは、100円~300円均一のアウトレットコーナーだった。

業者さんとしばらく話をすることが出来たのだが、「今は安いものがたくさん出回っているからね、作った人の気持ちを思うと辛いよ。理解してその値段で買ってくれる人が少ないことが悲しいね。外国の人の方がずっと高く評価してくれるよ」と言っていた。

全くもって悲しいことだ。

日本の食器はとても美しいと思う。技術も素晴らしいと思う。

(詳しいことは知らないが)

衰退させたくないし、もっとお金をこの業界に回して、これからも、もっともっと素晴らしいものを作って欲しいと、勝手に熱く想っていた。

何か私にできることは。。。

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